2017年の流行語大賞ともなった「インスタ映え」。
このブログを読んでくださっている皆さんは、「instagram(インスタグラム)」と聞くと、どんなイメージが頭に浮かぶでしょうか。
おしゃれ、イケてる、かわいい。昨年はメディアから、お友だちから、それこそいろんなところで「インスタ映え」という言葉を耳にしたでしょうから、instagramにはわりと固定的なイメージを持たれているかもしれません。
そんなインスタグラムですが、2018年になって少しその様相が変わってきました。
これはお笑い芸人・千鳥の大悟さんの写真が、instagram(インスタグラム)でバズったという記事です(投稿したのは平成ノブシコブシの吉村崇さん)。
何が話題になっているか、わかりますでしょうか。
そう、この記事にある「インスタ萎え」という言葉からもなんとなく推測できるように、今までのinstagram(インスタグラム)の概念をくつがえすような、非常に強いインパクトのある写真が「おもしろい」と話題になっているのです。
人間は「飽きる」生き物です。
同じ情報ばかり繰り返されると、「またか」とかならず飽きてしまい、もっと面白い他のものを探し始めます。
しかもやっかいなことに、同じ情報は自分だけから発されているわけではありません。似たような商売をされている方や競合他社も、見えないところで毎日情報を発信しつづけています。
この大悟さんの写真は、2017年の11月20日にアップされたものですから、かなり「インスタ萎え」の走りといえるかもしれません。
そして2018年に入り、木下優樹菜さんや渡辺直美さんといったいわゆる「インスタ女王」が次々と「インスタ萎え」な写真をアップして追随し、話題になっています。
SNSが普及し、毎日洪水のような情報を浴びる時代は、飽きるサイクルも今までとは比べものにならないぐらい早いものになります。面白いモノは他にいくらでもあるからです。
老舗の力は、変わり続ける力である。そんな言葉を耳にしたことがあります。
代々続く老舗のように常に新しい価値を生むには、自分のアンテナを磨きつづけることがとても重要になってくる。そんな気がしています。
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