手に届く未来。

きょうなにげなくネットを見ていると、こんなニュースが流れてきました。

メルカリがはじめたシェアサイクルサービス「メルチャリ」のリリース記事です。


すでにMOBIKEというシェアサイクルサービスが中国ではたいへん人気となっており、日本でのサービスも開始しているのですが、やはり誰もが知っていると言っても過言ではないプラットフォーマーであるメルカリが始めた新しいサービスということで、強いインパクトを持って拡散しているようです。


WEBニュースを中心に実にさまざまなメディアが大きな注目とともに、このニュースを報じています。


いままでWEB(オンライン)のイメージが強かったメルカリが、リアル(オフライン)のサービスを開始したということはポジショニングのうまさであり、これもまた興味を引く一因となっているようです。


この「メルチャリ」というサービスでは、ポートという場所に自転車を配置。利用者は専用のアプリをインストールしてQRコードを読み取り解錠。1分4円で目的地までシェアサイクルに乗ることができ、決済はアプリに登録したクレジットカードでの決済となります。


メルカリは2017年11月にメルペイという金融関連の新規事業を行う会社を設立しており、将来的には仮想通貨決済サービスも検討中のようなので、メルチャリの料金が将来的には仮想通貨で決済されるようになることも想像に難くありません。

自転車といえば所有するもの、ということが当たりまえの時代から、必要なときに借りて乗るものという時代へ。これは一種のパラダイムシフトであり、現実世界に配置されたポートでシェアサイクルをゲットし好きな時間分だけ乗り回すイメージは、どこかゲームの世界の主人公のようでもあり、アトラクションのような楽しさも味わえます(利用にはメルカリIDが必要であり、メルカリとしては会員を増やしつつロゴ入りサイクルが街中を走りまわるという広告効果が得られます)。


乗り慣れた自転車にワクワクする遊びの要素が加わって、リアルとバーチャルが入り交じるような面白さがあります。


ちなみに乗り捨てられたシェアサイクルのポートへの移動や報告に対してはメルカリでも使えるポイントが与えられるようで、「メルチャリ」へは利用者としての参加だけでなく「サポーター」として参加することもできます。サービスを共に創っていくのがメルカリの強みであり、そのためゲーミフィケーション(ゲーム的な発想)が色濃く反映されています。


この「メルチャリ」、本当の戦略が見えるのはまだ先のことになりそうですが、今後の展開に期待といったところでしょうか。


見たことがないものは見てみたくなり、体験したことがないことは体験したくなる。未知のものに対しておのずと人は興味を抱くものです。


いまはまさにこれまでの時代から次の時代への転換期だと思いますが、「手に届く未来」を感じさせるサービスはこのような時代に多く生まれるものであり、またその中から、ほんとうの未来をつくる価値のあるサービスが生まれていくものなのかもしれません。



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発売から2年で販売累計80,000本を超える大ヒットとなった”義務を遊びに変えるハンコ”「ずかんシリーズ」のディレクター・岡ちゃんがお届けするPR(パブリックリレーションズ)についてのブログです。商品企画からプレスリリースやSNSを駆使した広報まで、”自分でできるPR”をテーマに気になった話題やいま考えていることをお送りします。

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