PRはイスとりゲーム。

いま、もっとも旬なラーメン屋さんがあるといいます。

神奈川県湯河原町にある「らぁめん屋 飯田商店」さんというお店です。


きのうの毎日放送「情熱大陸」でたまたま見かけ、気になったのでツイッター検索をしたり、ネット検索をしていろいろ調べました。Twitterのフォロワーが6000人以上というのも驚きました。それだけ話題になっていたり、ファンが多いということですね。


調べた感想は、まさに「旬」。絶大な人気を誇るランキング本「TRYラーメン大賞」(講談社)において最高賞を獲得し、雑誌・TV・ニュースメディア、さまざまな媒体で「ラーメンファンの中で知らない人はいないラーメン屋」として紹介されています。


情熱大陸ではとにかく「味」に向き合う姿勢だけが紹介されていました。スープの素材はもちろん、より香り高い小麦を追い求める姿、よりうまい麺をもとめて製麺機ではなく手打ち麺に果敢にチャレンジする姿。


「数を売るな、味を売れ。」というのは店主の飯田将太さんの心の師匠である「ラーメンの鬼」佐野実さん(故人)の言葉だそうですが、放送されている30分間ずっと味に向き合う姿がとても印象的で、おもわず「あ、このラーメン食べてみたいな」という気持ちになっていました。


PRはイスとりゲームです。「ラーメン」というカテゴリーでいま最も話題になっている店にメディアは注目します。露出が高まるほど、ますますメディアはその動きを追っていきます。

ラーメン屋にとっての「味」という本質をひたすら追い求める姿、そしてその味にファンが全国から集まり、話題を集めていくーというのはPRの本質だと思います(おそらく意識的にメディアに露出されているでしょうし、魅せ方が上手いという印象は、情熱大陸を見て受けましたが)。


情熱大陸の影響もあって、きょう(1月8日)は150人を超える行列ができているそうです。近隣の方へのご迷惑や常連さんが行きづらくなるなど、TV放送の善し悪しはあるでしょうが、その噂がまた噂を呼び、注目が集まることになりそうです。


ちなみに「駅すぱあと」で、僕が住んでいる最寄り駅から湯河原までの移動時間をつい調べてしまったのはここだけの話、ということで。



※ラーメンと言えば、今年3月3日から公開される「ラーメン食いてぇ!」という映画に、弊社のハンコが登場します。どんなシーンになっているか楽しみです。

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発売から2年で販売累計80,000本を超える大ヒットとなった”義務を遊びに変えるハンコ”「ずかんシリーズ」のディレクター・岡ちゃんがお届けするPR(パブリックリレーションズ)についてのブログです。商品企画からプレスリリースやSNSを駆使した広報まで、”自分でできるPR”をテーマに気になった話題やいま考えていることをお送りします。

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