「忖度」。毎日のようにこの二文字がメディアで躍っています。
忖度は政治と行政のハナシだけでなく、わたしたちの日常生活でも根付いています。
考えてみるとこのブログのテーマであるPR。これは「その情報を受け取る人の気持ちを”忖度”すること」と言い換えることもできます。
相手が何を望んでいるか”忖度”し、その期待を超える何かを届けること。これがPRの醍醐味ともいえます。
”忖度”と引用符をつけたのは、忖度という言葉は自分の考えや言いたいことをぐっと抑えて相手を尊重するニュアンスを感じさせるからです。
PRの本質は、社会との関係づくりです。そのためにメディアの方や情報を受け取る人の心を”忖度”し、自分たちと社会との良好な関係性を構築していくことがPRの目的です。
メディアで踊る忖度の文字には、そういう意味で少し違和感を感じてしまうのかもしれません。
大阪に会社のある私としては、忖度の文字がメディアで踊るたびに、一時メディアで話題となったこの”おまんじゅう”のことをつい、思い出してしまいます。
世の中の風潮を”関西みやげ”にしてしまう、大阪商人のたくましさを感じずにはいられません。
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